チラックス研究所

チラックスを目指すブログ。ウィンブルドン、ランニング、外から見た日本、海外生活、書評などについて。

イギリス・ロンドン、個人への車の売り方(駐在員の帰国準備:車の個人間売買編)

前にロンドンで車の個人間売買をしたことがあるので(具体的には自分の車を一般の人に売った)、会社の同僚からその方法を聞かれることが多いです。

イギリスでは個人間で車を売買するのは一般的で、手続きも簡単です。一般的に中古車ディーラーに引き取ってもらうより高額で売ることができ、買う方もディーラーから買うより安く買えるので、Win-Winとなります。

特に帰国が決まった駐在員の方などは、まずはプライベートで売却することを検討するのがおすすめです。この記事ではその手順や注意点など、自分の経験をもとにまとめます。

業者に売るか個人に売るか決める

冒頭で述べたように、まずは個人間売買を目指すのが経済的には正解です。もし個人の買い手が見つからなくても、JEMテムズカーなどの日系の中古車ディーラーが、価格は足元を見られますがすぐに引き取ってくれるので、最終手段としては安心です。

僕の時は、まずディーラーにメールでどのくらいで引き取ってもらえるか聞いてみて、以下で確認する相場価格より3割以上低い価格を提示されたので、やっぱりそんなもんか、と思いつつ個人間売買の道へ向かいました。

相場価格の確認方法

自分の車の相場価格、つまりいくらくらいで売れそうかは、車の売買の大手サイトであるAutoTraderのサイトで無料で確認できます。

右上の「Sell my car」をクリック

→車体登録番号(いわゆる車のナンバー)と走行距離(マイル)を入れて「Create your ad」をクリック

→車体登録番号が正しく入力されていれば自分の車の情報が出てくるはずなので、それを確認して「Next step」をクリック

→以下の画像のように、「We suggest: 」の後に相場価格が出てきます。この例だと3,730ポンドです。

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このままAuto Trader に広告を出すこともできますが、これは後で説明します。

洗車、写真撮影

ウェブ上に広告を出すので写真は必須です。そして写りは良いに越したことはないです。誰もボロボロの車は欲しくないですよね?というわけで、まず洗車をしましょう。自分でやってもよいですが、街中の「Hand Car Wash」のように掲げられた洗車場に行くと、一瞬で綺麗にしてもらえます。OutsideとInsideどちらもやってもらって10ポンド程度だと思います。

特に、車の前のボンネットの中も綺麗にしてもらったのは良かったです。普段の洗車ではやらない部分ですが、購入候補者が下見に来た時は普通は見る部分です。ここが綺麗だと、良くメンテナンスされているという良い印象を与えることができます。

そして良い感じの写真を撮ります。外側と、内側も忘れずに。これはスマホで十分でしょう。枚数は20枚から30枚ほどあると良いでしょう。MixBは3枚ですが、AutoTraderで広告を出す際に載せられるのがこれくらいです。

MixBへの広告出し

イギリスの日本人向け掲示板 MixB へ広告を出します。価格は上で確認した相場価格を参考に、自分で決めてください。自信があり、時間に余裕があれば高めからスタートするのもありでしょう。

個人的には、MixBを通じて買い手が見つかるのが理想的だと思ってます。やはり日本語でやり取りできるのは楽ですし。僕はMixB以外にも広告を出し、非日本語話者の方ともたくさんやり取りをし、かつその中には試乗に来た方もいました。正直に言うとやっぱり余計に神経を使う部分がありました。たまたまかもしれませんが、その人は運転が荒かった…。

MixB以外への広告出し

とは言えMixBに出しているだけだと、誰からも問い合わせがなくてジ・エンドとなる可能性もあるので、他にも広告を出しておくと良いでしょう。僕が実際に広告を出したサイトをいくつか紹介しておきます。

まずは相場価格の確認のときにも使った AutoTrader 。有料にはなりますが、やはり母数が違うので問い合わせも多かったです。1日に1〜2人は問い合わせが来ました。広告ページには写真がたくさん貼れます。AutoTraderの広告ページへのリンクを、MixBの広告ページに記載して、無料だけど写真が3枚しか載せられないMixBの弱点を補いましょう。

次の方法は、FacebookのMarketPlace(※スマホからしか使えないかもしれません)。一応Facebookを長年使ってきた人しかアクセスできないので、一定の身元保証にはなるかも。1人から問い合わせがありました。

Gumtree も無料の広告サイトです。ここからは確か問い合わせは来ませんでした。

ざっくり言ってロンドンには4万人しか日本人がいないので、日本人だけに絞ると限界があります。対象を非日本人にも広げるかは思案のしどころです。

試乗に来てもらう際の注意点

話が進むと、「実物を見たい」「乗ってみたい」「運転してみたい」ということになります。

見に来てもらうくらいは、人通りのそれなりにいる場所でやれば問題ないと思いますが、運転までさせて大丈夫かは確認が必要です。保険など。

もし運転してもらう場合も、万が一にも乗り逃げされないよう、一緒に乗った後に鍵を渡すなど、細心の注意を払いましょう。

受け渡しの際の注意点

めでたく話がまとまったら、受け渡しになりますが、必ず先に代金を受け取るようにしましょう。

車の所有者はV5Cというフォームを持っているはずなので、その一部(V5C/2)を切り取り、買った人に渡します。

車の所有者登録の変更方法

DVLAのホームページでオンラインで手続きができます。 Taxを払う責任者がこの手続きで変わりますので、忘れずにやりましょう。絶対に必要な手続きとしてはこれだけなので、超シンプルですね。

自動車保険の中途解約、Parking Permitの解約などもやっておきましょう。

以上です。それなりに手間はかかりますが、その分中古車ディーラーに引き取ってもらうよりも高く売れるので、worth it だと思います。

 

写真は全く関係ありませんが、ミュンヘンのBMWミュージアムに展示されていたロールスロイスです。ロンドンもロールスロイスが結構普通に走ってるので、凄いなあと思いますね。

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