2歳児以上にマスクを、というニュースがありました。簡単な時系列としては以下のような感じかと思います。
- 2月3日、全国知事会が2歳児以上のマスク着用の推奨を求める
- 同日、厚生労働大臣、前向きに進めるべきという認識を示す
- 2月4日、分科会は「2歳児にマスクは難しい」として政府原案の「2歳以上」という年齢は削除して提言をまとめる(一応の解決?)
このニュースを見て、保活で保育園の見学に行ったときに、(2歳ではなく)3歳以上のクラスで子どもたちがマスクをつけていた姿に強烈な違和感を覚えたことを思い出します。
保育園児どころか小学生や中学生がマスクを着けて校庭で遊んでいるのを見ても、何かおかしいけど誰も指摘しないのだろうか。。と感じることも多いです。
大人もですが、広々とした公園でもマスクをしていたり、変な同調圧力のもと意味のない我慢を強いられていないか…?(マスクが意味ないとは言いませんが、必要以上につけすぎでは?)
いろいろ面倒なので、私も人がいる所ではマスクをしますが、そういう姿勢が鬱屈した社会を助長しているのでは?ということで、ここのブログに思ったことを書いておきます。
2歳児以上にマスクを、という話が出てきた背景は、保育園で集団感染が相次ぎ、休園で仕事を休まざるを得ない保護者が増えていることだそうです。
本来はそういう時は保護者側が無制限に休めるように国が収入を保証すべきで、マスク強制で子どもに負担を強いることで解決を図るのは、残念なことです。
保育園休園で働けなくなると困るので…、子どもから地域の高齢者へ感染させると困るので…。それらに対し、子どもにマスクをさせたり行事をやめさせたりと我慢を強いるのが解決案だとすると、子どもの権利を軽視するシルバー民主主義的な傾向があると感じます。高齢者ファースト。
自分の子どもを保育園に入れるまでに大人も含めてマスクを外せる世の中になっているといいなと思いましたが(先生の表情が見えないと発達に影響ありそう)、まだ無理どころかもっと厳しい方向に進みそうなのが残念です。