オリンピック開催の「4年ごと」というスパンは、選手としてのピークかどうかなど考える上でも絶妙な長さですが、一般人の生活環境なども4年経つとかなり変わっていたりするので、その時どんな状況だったかを振り返ると感慨深いです。
2000年:シドニー五輪
高校生だったと思います。結構普通に勉強していたのではないかと思います。オリンピック自体の思い出は、高橋尚子が金メダルを獲ったことを覚えているくらいです。
2004年:アテネ五輪
大学生になり、新たな趣味のバドミントンに熱中し始めた頃であり、時間にも余裕があったので、昼はバドミントン、夜は五輪観戦という楽しい日々を送っていた記憶があります。北島康介が100m、200m平泳ぎで金メダルを獲って盛り上がっていました。当時は北島康介の実家の肉屋の近くに住んでいました。
2008年:北京五輪
もう社会人になっていたので、大学生のときにオリンピックって一回しかないんだなと思うと、4年という月日の長さを感じます。気楽な新入社員だったので、変わらず大学時代のサークルでバドミントンをやったり飲んだりして、楽しく過ごしていました。オリンピックは時差がほぼなかったので、会社からダッシュで帰宅して、ボルトの金メダルを見たりしていました。
2012年:ロンドン五輪
今回のパリ五輪もそうですが、開催地がヨーロッパだと、メダルが決まる現地の夜のセッションは日本では夜中なんですよね。独身だしまだ若かったので、夜中頑張って起きていて水泳の決勝を連日見たり、さすがにそれがキツくなると、録画して情報シャットダウンして朝に見たりしていました。
2016年:リオデジャネイロ五輪
リオ五輪のときはロンドンに住んでいたので、日本とは違う雰囲気を感じられていたはずですが、正直あまり記憶がないです。結婚もして1人じゃなかったので、多分旅行とか他の活動で忙しかったのだと思います。この頃からインターネット経由でもオリンピックが実用的に見られるようになっていたので、錦織が3位決定戦でナダルに勝ったのは見たような気がします。
2021年:東京五輪
2020年からコロナで1年延期になった東京五輪。無観客だしマスクしてるし、かなり残念な感じになってしまいました。ロンドンから日本に拠点が戻っていたので、チケットも買っていたのに。でも、東京なので時差もなく、子どもが生まれたばかりで育休中だったので時間の制約もなく、見たい競技は見れた感じでした。
2024年:パリ五輪
まだロンドンに住んでいたら、パリならすぐ行けたのになぁ。時差もあり、子どもが2人になり育児その他諸々で忙しく、ほとんど見れてないです。アテネ〜ロンドン五輪くらいのときは、日本選手のメダル獲得を一つも逃さない勢いで観戦していたので、あの情熱はなんだったのだろうかと思います笑 年月が経つと、人生の中で重要なものも移り変わっていくのだなぁと痛感するパリ五輪です。完全に子どもファーストな毎日です。