イギリスで働いていたときも日本で働いていたときも、オフィスワークだったので毎日トイレを掃除してくれる外部業者の清掃員の人がいました。
結構働き方が違っていたので、思い出しがてらまとめておきます。
日本では
掃除中もう◯こをされる
男子トイレだけ、かつうちの会社だけかもしれないのですが、業者の方が掃除している間にもトイレに入ってきて「大」をする人がいます。モラル…
そんなことをされると最悪な気分になるだけでなく、その個室を掃除できないのでそのトイレ全体の掃除が終わりません。仕事に余計な時間がかかってしまいます。
清掃員の人が直接注意をしても良いのかもしれませんが、変に絡まれても嫌でしょうし、業者の上の方から客先(この場合うちの会社)へ伝えても良いでしょう。
でも、そんな気配は見られず、今日も弊社男性社員は掃除中に「大」をします。
地面を這いつくばって床掃除
掃除の質は高いです。床を這いつくばって雑巾掛けをしている清掃員の方を見たことがあります。トイレですよ?そこまでするようマニュアルに書いてあるのでしょうか?ていうか、モップはないの?
ひたすら低姿勢
「おはようございます」とか声を掛けても、大抵は目を合わせず聞き取れないくらいの超小声で「おはようござい…」と返ってくるくらいです。
基本的には黒子に徹する姿勢のようなものを感じます。トイレ使用中に掃除をさせていただいて申し訳ありません、というような感覚が植え付けられているのかもしれません。
あるいは利用者側に「お客様は神様」勘違い症候群みたいな偉そうな人がいて、防衛反応的にそういう態度になるのでしょうか。
イギリスでは
掃除中はトイレ立入禁止
掃除中は立入禁止の看板がトイレの前に置かれます(日本もそうでしょうが)。
やはりそれでも我慢できずに掃除中にトイレを使う人がいたのか、あるとき会社のファシリティ部門の人からメールが来ました。「掃除中は別のフロアのトイレを使え」と。
おそらく、清掃員の人から業者を通じて苦情が入ったのだと思います。まあそりゃそうだなという感じです。
床は這いつくばらない
当たり前ですが、床に這いつくばって雑巾掛けはしません。そんなことをしろとも指示されてないでしょうし。床はさっとモップをかけて終了です。
また、イギリスのトイレはよく詰まりますが、清掃員の人が直そうとしたりはしません。それは別の業者の仕事なので、別の業者が呼ばれます。しばらくその個室は使えなくなります。
割とフランクな態度
ある時期の清掃員は、英語がほとんどわからず、スペイン語しか話せないおばちゃんでしたが(それでイギリスで暮らせるの?というくらい英語はできなかった。ハウアーユー?に返せないレベル)、片言のスペイン語で挨拶すると陽気に返してくれました。
まとめ
日本は、サービスを受ける側としては安価で良質なサービスを享受できるのですが、それは逆から見ると働くのはやっぱりなかなかのハードモードだよな、と感じるトイレ掃除の一件でした。